【 家もなく、学校もなく、職場もなく、彼女もいない僕が 旅で感じたこと 】
◯ハワイから帰国した、その日の夜
いつもの2倍の時間を要し、
今までで一番多くの方にお世話になって、
ヒッチハイクで、徳島にたどり着いたのは、
1月28日、旧暦の正月。
「一歩ずつ、ゆっくり。」
「感謝を忘れるな。」
というメッセージをもらい、
大好きな神山のホストファミリー定岡家と一緒に
薬師寺にお参りしてから、
1月31日に九州上陸、今回の旅がスタートしました。
車中泊で、
大分、熊本、福岡、鹿児島をゆっくり回り、
友達を巡って、友達と一緒に、
徳島・神山、淡路島、天理、伊勢を駆け足で回り、
3月25日。
東京に戻ってきました。
◯午後の予定は、お昼に決める、
明日の予定は、寝ながら決める、
明後日の予定は、分からない。笑
都会にいる時とは違って、
スケジュール帳はほとんど真っ白。
昔だったら、
真っ白で、予定がないことが、
怖かったし、
友達がいない自分が嫌でした。
できる限りバイトを入れて、
予定を詰めて、人に会ってた。
それはそれで、人に会って刺激をもらって。
その時の自分には必要な体験だったと思う。
けど、不安からくる行動に対して
自分の心は、どんだけYesって言ってたんだろう。
今回の、車中泊の一人旅。
家もなく、学校もなく、職場もなく、彼女もいない、
そんな旅で、
感じました。
失うのが怖くて、不安になるのは、
所有するからなんだ って。
色んなものを手放してみたら、
自分の居場所は自分の中にある って。
24年間、「社会」に作られた価値観に従って
生きてきたけど、
自分の内側の心が言っている
”YES”を選択できる人生がいい。
『忙しい』も『忘れる』も「心を亡くす」 ……… へぇ~。なるほど。】
【『忙しい』も『忘れる』も「心を亡くす」
………
へぇ~。なるほど。】
調べたところ、ピンときたのは
部首の性質の違い。
りっしんべん:外的な要因に寄り添われた心
したごころ :自分で何かを上に乗せている心
忙しいのは、心を(外的な要因によって)亡くされた状態
忘れるのは、心を(自分で)亡くした状態。
心が持つ『忘れる』という機能はとっても大事。
これは、
みんな、頷いてくれるはず。笑
でも、その「機能」を
うまく使いこなすのは僕にはできない。笑
忘れようってしたら、
そこに心を向けて、意識して、
逆に思い出してしまう。
だから、
僕が意識してるのは
「その出来事をちゃんと味わって、
湧き出てきた感情を受け入れて、
消化しやすいように噛み砕いて、
新しい体験をたくさん入れる!!!」
ごはん食べたら、体がちゃんと消化してくれるから、
パンパンに張って苦しかったお腹も、
トイレ行ってスッキリするんだけど、
味わいたくない体験をしたとき特に、
心がちゃんと消化してくれないと、
そりゃ、便秘になるよね 笑
出したとしても、
そのごはんから頂いた栄養は
必ず、自分の血となり、肉となってるから、
天地のお恵みに感謝。
心をスッキリさせようと思ったら、
外的な要因に心を亡くされていたら難しいけど、
それを経験するのもステキなことだから、
それはそれでいい。
うん、それはそれでいいんだと思う。
便秘があるから、スッキリしてる状態が嬉しい(^^)
取り返しがつく範囲で、色んな経験をしたい。
今、どっちをやりたいかは
自分で選べるから、
それも自分のチョイス。
今の自分は、
「その出来事をちゃんと味わって、
湧き出てきた感情を受け入れて、
消化しやすいように噛み砕いて、
自分の栄養にしたい。」
よし、
次の一歩のために、
ちゃんとうんこしよ。
・
・
・
うんこ ってやっと言えた。
スッキリ 笑
【値段のない飲食店②】
お会計はハートマネー。
スタッフの約半分は外国人。
スタッフのほぼ全員が旅人。
◯英語に自信がなかった自分は、
「明日フランスから2人来るから。
明日イギリスから1人来るから」
と言われる度に、ビビる 笑
でも、できないなりに、一生懸命伝えようとして、
「すろーりーぷりーず」と言いながら、
一緒に散歩に行ったり、お酒飲んだり、
毎日楽しく、ヨーロピアンな料理を食べたりしました(^^)
◯料理に自信がなかった自分は、
「1日に好きな料理、4.5品作ったらいいから」
と言われ、ビビる。笑
でも、やってる先輩を見ながら、
素人なりに一生懸命準備して動いて、
お客様に食べてもらえるごはんを、
12日間で、60品以上作りました。
(そのうち30品くらいは初チャレンジ)
発芽玄米も炊いたし、全粒粉のパンも焼きました。
◯場作りに自信がなかった自分は、
外国人のWWOOFerも、日本人の旅人も、地域の人たちも、
みんながそれぞれの気持ちいい距離で関われる自由度の高い
空間を作ってるオーナーにビビる。
「好きな料理を作ってください」
ルールは最小限。
任せて、見守る器の大きさ。
みんなが好きなことをやって、
それが回っていくのが、本当、感動レベル。
色々、大変なこともたくさんあると思うけど、
毎週入れ替わる、旅人スタッフたちによる
臨場感のある今を楽しみながら、
子供たちのためにやるべき活動をやる姿、圧倒的でした。
【やっぱり、僕は体験からしか学べない】
◎「一言フレーズ英会話」的な本をやるよりも英語を話すのに役立ったのは、
「居酒屋」で働いて、お客様に喜んでもらおうとがんばった経験。
そんなもんです(^^)
◎「よく生きるって何だろ?」って考えるのも大事だけど、
毎日のごはんが美味しかったから、
囲む食卓が楽しかったから、
酒がうまかったから、
「よく食べる」ことは僕にとって
「よく生きる」ことの大きなウエイトを占めてる!!!
ってことに気づく。
けど、
腹を見て思うのは、
食べないことが好き。
にも、なろうってこと。笑
◎よく生きるために、
「自分の心の声を聞こう」
とか
「未来や過去じゃなくて”イマ”を生きよう」
とか
本で読んだり、人から聞いたりして、
たしかに〜と、価値観は広がった。
けど、実践することで世界が変わった。
なんでもそうだけど、
やってる人と一緒に学ばせてもらうのが一番。
いい経験をさせてもらいました。
ありがとう。
体験を流し読みできる器用さはあまりないから、
意味を咀嚼して、自分の中に落としてから、
次のセンテンス、次の段落に。
今日は水俣の資料館。
明日は知覧の平和会館。
焦らず、丁寧に。
「感謝」と「リスペクト」を持ちながら。
鹿児島の方に行くのは、去年の屋久島と
子供の時にやった 桃鉄 ぶり。笑
急行カードは使わず、
一歩ずつ進んでいきまーす(^^)
【値段がない飲食店①】
食べ放題行くと、元を取ろうと必死でした。
でも、そもそもの元が決まってない飲食店で、
働いてみました。
《お会計は全てハートマネー》
大分県 湯布院 の
『原っぱカフェ』で働き始めて1週間。
※このメモを書いたのは3/1くらい。笑
「お客さんの生活と
僕らの運営と
どっちもうまく回ったらいいと思ってます」
払う値段を決めるのは
食事から価値を感じたお客さん。
そのシステムがどうやって成り立っているのか
知りたくて、WWOOFとして働き始めました。
◯毎日の仕事は
ビュッフェの料理をつくること。
メニューは特に決まっておらず、
「自分が好きな物、食べたい物を作って」
自分が食べたいものの方が
美味しくなるし。お客さんも喜んでくれるから。
◯毎日のごはんは
ビュッフェのごはんの余ったものや
自分たちで作ったパン。
たまにアルコール買ってきてみんなで乾杯 笑
◯毎日のお風呂は
24時間入れる温泉、露天風呂。
↑ 本当にぜいたく。
◯それ以外の時間は
明日、ごはん何を作ろうか調べたり、
海外からやってきてるWWOOFERと一緒に喋ったり、
山に登ったり、散歩したり、本読んだり。
カフェに集まる地域の方々や、WWOOFERたちは、
面白い素敵な人がたくさん。
料理に興味がある人なら、
めちゃめちゃ充実したぜいたくすぎる環境だと思います、
一人暮らしの車生活とは違った豊かさを享受しながら、
そこで、何を感じ、どう自分が変化したのか
2週間が終わった時にまた、振り返りまーす(^^)
【 パン屋で感動したって話 】
贅沢したわけではないんです(ずっと車中泊だし、基本自炊だし)。
でも、
『1+1 は2にならない!ひとり旅で感じたこと』
昨日は、山都町・幣立神宮
『僕はばかだから、体験からしか学べない』
『僕はばかだから、体験からしか学べない』