『1+1 は2にならない!ひとり旅で感じたこと』

昨日は、山都町・幣立神宮

一昨日は、天草・てきとうつあー
その前は、博多・同窓会、勉強会
その前は、久留米・バイト仲間と再会
       
一人旅もすごいいいんだけど、
     
腹を抱えて笑えるのは、
誰かといるからできる
      
というのを実感するこの頃(^^)

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観光に行って飲食店じゃなくて、
自分の七輪で焼いた牡蠣はうまかったなー。

山登って、山頂でコーヒーで一服も初めて。

幣立神社、2回目も最高。

それをシェアできる相手がいるのが
久しぶりの感覚(^^)
ひとりじゃないっていいですね。
      
     
昨日、命日だった祖父。
      
祖母が亡くなってからの10年を
ひとりで生きた祖父の、
      
遺作の詩集『出会い』から、ひとつ。
   
ーーー
      
『それでも』
     
     
畑に出ても ひとり

庭を歩いても ひとり

それでも 時に

ふたりになる
      
ーーー     
      
昨日のお昼に母からライン。

ーーー
     
「朝一番、2羽のメジロが小さな声で
 枇杷の花の蜜をついばみに
 やってきとりました。
 若草も鮮やかな緑、春近し(^^)」
       
ーーー
       
ひとりで自分の内側とちゃんと向き合う時間も大事、
誰かと感じたことをシェアする時間も大事。

おじいさん、よく言ってました。
「本をたくさん読みなさい」って
「友人と本について語り合いなさい」って。

いいシェアをすると、
1+1が2にならないですもんね。

1+1>2 になれる関係がいい。

おじいさんとおばあさんは
そんな関係だったんだと思います。


畑を歩くとき、
庭を歩くとき、

誰もに死は訪れるけれど、
100歳の祖父は、
死に向かって歩いていたわけではないと思うんです。

じゃないと、あれだけ感性の豊かな詩集は遺せない。

おじいさんは、
子供たち、孫たち、ひ孫たちが、
詩集を読んで、豊かな心になったらいい。

そんな「希望」に向かって
歩いていたんだと思うんです。

      
ぼくも、
全部、味わって、感じて、考えて、
「希望」に向かって
自分の足で、歩こうと思います。
   
祖父が二本の足と二本の杖で
歩いていたように、
ゆっくり、確実に。